今、乳がんの闘病している小林麻央さんのことが、話題になっています。
少し前には、北斗晶さんが話題になりました。
そんな中、看護師として、アロマセラピストとしての想いを綴ってみました。
私は、在宅医療、在宅緩和ケアを専門に行っているクリニックで、
看護師としても働いています。
その中で、癌や終末期の方を在宅看取りを含めて関わることが多いです。
乳がんだけではなく、そのほかの癌や終末期の方がおられます。
癌はいろいろな所にできるし、転移によって痛みをはじめとして苦痛が多くあります。
心の痛みもあります。
私はクリニックで、アロマセラピストとして患者様と関わることがあります。
その中で女性の癌患者様に、アロマトリートメントを看護ケアとして関わることがありました。
癌の末期で痛みや吐き気で苦痛があるけれど、苦痛はあまり言われず頑張っておられた方。
その方はアロマトリートメントをしている時、途中からすやすやと眠られました。
このゆっくり休まれている時、苦痛から解放されてるんじゃないかな、
解放されててほしいなと、想いながら関わっていました。
そして、心地よさも感じてもらえたらと思っていたのです。
この方から、「気持ちよかった♡元気な時でもアロマトリートメントをしてもらったことがなかったから、してもらってよかった。ありがとう」
というお言葉を頂きました。
薬を使って痛みや苦痛は、ある程度コントロールできます。
でもつらい闘病中、医療(薬)によって心地よいという刺激を得ることはできません。
でもアロマをツールとした看護では、少しはお手伝いができるかもしれません。
闘病している時に、ひとときの心地よさ、苦痛からの(少しでも)解放のために、
アロマをお役に立てたいのです。
患者様の想いに少しでも寄り添える看護の一つとして、
アロマをツールとしてお役に立てたいのです。
そんな思いで少しずつですが、看護の現場でアロマを取り入れています。
その想いを、中国新聞の新風びんごに取り上げて頂きました。
http://aromapastel-love.com/newspaper/
こちらがその記事です。↑↑
ぜひ読んでみてください。