乳がんで闘病している、小林麻央さんのことが話題になっています。
在宅医療、在宅緩和ケアで看護師として働く私は、癌の方に関わる機会が多いです。
中でも小林麻央さんのように、お若くて、子どもさんがいらっしゃる方に関わらせていただくと、複雑な想いになります。
私も子どもを持つ一人の親。
病状や治療のつらさも大変なものだと思うけれど、
お子さんを思う気持ちや家族への想いは、計り知れないものだと思うのです。
私が病気を治すことはできないけど、その想いに少しでも寄り添えたらと思って看護をしています。
患者様の想いや希望に寄り添う医療をしている、職場であるクリニック。
その中で、アロマが寄り添える看護の一つとしてあります。
アロマトリートメント中、たわいもない話をしながらも、
残された家族を心配するお言葉があったり。
癌という病気になってしまって。。。という無念さを話されたり。
ここちよい香りでアロマトリートメントをしながら患者様と時を過ごすと、
ふっと心の中にあるものが、表出される時があるようです。
アロマというツールを通してお話を伺いながら、
想いに寄り添えてたらと思っています。
つらい想いの軽減に、ひとかけだけでもお役に立てたらなと思うのです。
そんな看護師でありたいし、アロマを看護に役立てたいと思うのです。
看護にアロマを取り入れたい!そんな思いが中国新聞に掲載されてます。
よかったら見てください。
http://aromapastel-love.com/newspaper/