香りと思い出。
触れることと思い出。
クリニックでは、関わったご家族との遺族会というものがあります。
ご家族と思い出を語ったりしながら、ひとときを過ごします。
皆さまをお迎えする入口で、香りを香らせます。
来場してくれた時に、ホッとしてくれたり、
和んで頂けたらと思って香りでお迎えします。
今年で4回目の作成。
今年は落ち着きある、でも和みのある香りにしたいなと。
サイプレス
ローズマリーシネオール
リトセア
何かが届いたらいいなと思うのです。
そして、お亡くなりになった方にアロマトリートメントで関わった方も
いらっしゃいます。
ご家族とお話しした中で
「病気の時って楽しみってないじゃろ。食べるもんも食べれんかったし。
でもねアロママッサージは、楽しみにしとったんよ」
「死」を意識する中では、中々楽しみってないと思うのです。
そんな中、楽しみは医療では届けられないものだと思うのです。
そしてね、アロマトリートメントで関わるって、記憶に深く残るんです。
お互いに。
香りがある中で触れること、これって想いがお互いに行ったり来たりしてるんですよね。
これからもアロマを介して、たくさんの方に関わっていきたいと思います。