看護師としてのアロマの関わり
私は職場のクリニックから、訪問看護として患者さまのお宅へ伺うことがあります。
その中で看護ケアの一つとして、アロマトリートメントを行っています。
その中で嬉しいお言葉を頂いたので、ご紹介します。
クリニックから訪問看護に出かけるのは、
在宅緩和ケアを受けられている方が対象となります。
緩和ケアとしてのアロマトリートメント
その方も癌の末期で、ご家族が介護され在宅で過ごされている方でした。
痛み、しんどさ、かゆみがつらく、医療用麻薬などを使ってもスッキリされない。
そして訪問時、苦痛のために眉間にしわが入り、苦虫をつぶしたような表情をされていることが度々ありました。
そんな中トリートメントを行うと、
「ああ~~気持ちよかった。何とも言えん気持ちよさなんよ」
と眉間のしわがなくなり、パッと笑顔になるのです。
そんなご様子を見られたご家族は、
「看護婦さんの手って、魔法の手じゃね」
とおっしゃってくれ、不安そうな表情のご家族の表情もパッと明るくなるのです。
そして、
「金山さんが来てくれるのが1番うれしい、毎回待ち遠しいんよ」
と言葉をかけてくれます。
こんなうれしい言葉を頂くと、
看護師としてもアロマセラピストとしても嬉しく思うのです。
そして、私自身も癒されるのです。
そしてまた、患者さまがより良く過ごせるお手伝いができたらと思うのです。
お役に立てるとういのは、やりがいにつながるのですね。
そして、仕事が楽しいっ!と思う毎日です。
これからも患者さまに「いい時間」「ここちよさ」
を感じて頂けるよう、看護にアロマを取り入れて行きたいと思います。